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2024.07.18

あきた次世代エネルギーコンソーシアム『第2期定時総会・講演会』

 

第2期定時総会・講演会を開催しました

2024711日(木)16時半より、秋田キャッスルホテル4 矢留の間にて、「第2期定時総会・講演会」を開催いたしました。

会員企業様42社から代表の方69名にご参加いただきました。 

 

■第2期 定時総会

はじめに、あきた次世代エネルギーコンソーシアム会長 浜岡 秀勝より「昨年の75日、あきた次世代エネルギーコンソーシアム設立総会を開催いたしました。
あれから1年経過し、これまでの事業の報告とこれから1年間の活動計画を案を発表いたします。
今日からの1年間は会員の皆さまと対話をしながら議論を重ね、私たちの考えも発信していきたいと思っておりますので、ご協力よろしくお願いいたします。」と、ご挨拶申し上げました。

 

次に、議長に浜岡を選出し、議事へと進みました。
議案は第1期の事業報告と収支決算の承認についてです。第1期の議案の説明後、浅野幹事より監査結果の報告がありました。
異議がないことが認められ、承認とさせていただきました。
続いて第2期の事業計画案と収支予算案についての説明があり、さらに佐藤副会長より、経済産業大臣との要望懇談会についての説明がありました。(別紙にて配布)

 

■講演会『脱炭素社会の実現に向けた日立造船の取り組み』

『脱炭素社会の実現に向けた日立造船の取り組み』

日立造船株式会社

脱炭素化事業本部 脱炭素化システムビジネスユニット

営業部 水素・PtG 営業グループ長 参事 足立 進一

 

講演会では、日立造船株式会社 脱炭素化事業本部 脱炭素化システムビジネスユニット 営業部 水素・PtG 営業グループ長 参事 足立 進一 様より、『脱炭素社会の実現に向けた日立造船の取り組み』についてご講演いただきました。

 

日立造船の会社概要から事業内容、再生可能エネルギーの有効活用では需要と供給のバランスや電力貯蔵技術の種類別貯蔵容量と貯蔵時間をグラフや図解とともに分かりやすく解説していただき、さらに日立造船の水素発生装置の開発・事業化の取り組み、水素発生装置と風力発電の接続実証のご説明、遠隔監視システムのご提案がありました。水素発生装置の導入活用例では、実際の納入先社名や機器、時期等もあわせて解説があり、様々な具体例をご紹介くださいました。

 

また、日立造船のメタネーション装置のご説明では、メタネーション開発の歴史からメタネーション装置ラインナップ一例、そして導入活用例3例のご紹介がありました。
さらに、風力発電事業・ごみ焼却発電では現在運転している陸上風力や建設中の大型ウィンドファームのご紹介、洋上風力では基礎構造物製造メーカーとしての取り組みをご説明いただきました。

 

最後に、持続可能な社会に向けてメタネーションによるカーボンリサイクルや水素社会の実現等をご説明いただきました。

お持ちいただいた水素発生装置のパンフレットに関しまして「大阪に保有している装置です。会員様の中には見学された方もいらっしゃいます。いつでも見学可能な体制になっているので、ご興味のある方はお声掛けください。」とおっしゃられました。

 

 

 

■質疑・応答

質疑応答では、佐藤副会長が挙手し、「地域の再生可能エネルギーを、集約的に大規模な工場で次世代燃料・水素に転換している事例について」の電源について質問しました。
講師より商用電源を利用しているとお答えいただきました。
さらに「日立造船の水素発生装置構成の電流変動について」質問し、「電子電源の場合は整流器は不要でDC/DCコンバータになり、電圧制御されるので電圧は一定になります。
抵抗によって電解質の電圧が変わります。」というお答えをいただきました。

 

  

もっとお聞きしたい質問がありましたが、お時間となりましたので講演会が終了となりました。
講演会の後は、同ホテル7階アゼーリアにて懇親会が開催され、個別に講師の足立様へのご質問や会員同士の意見交換等、交流を深めました。

 

 

ご参加いただいた会員の皆さま、今期も有意義な活動になるよう尽力いたします。
皆さまのご意見もたくさんお聞かせいただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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