あきた次世代エネルギー
コンソーシアム

 

第3回ANEC勉強会を開催しました

2024年4月23日（木）15時から、秋田キャッスルホテル放光の間にて「第3 回ANEC勉強会」を開催しました。
秋田市産業振興部 新エネルギー産業推進担当部長の新出康史様をゲストに迎え、「秋田市新エネルギービジョン」についてご講演いただきました。

 

会員企業はじめ関係者 60名にご参加いただきました。

 

 

挨拶

ANEC 会長
浜岡秀勝（秋田大学理工学部システムデザイン工学科 教授）

 

「秋田市が定める『新エネルギービジョン』は、私たちの取り組みの教科書とも言える大変参考になるビジョンであります。
1時間という短い時間ですが、しっかり勉強してこれからの秋田の次世代エネルギーを使った街づくり、地域づくりについて改めて考えていけたらと思っております。
皆様よろしくお願いいたします」

 

 

講演

秋田市新エネルギービジョンについて

～「国内最先端の新エネルギー産業都市」を目指して～

秋田市産業振興部　新エネルギー産業推進担当部長 新出康史氏

 

新出氏より、秋田県沖および秋田市の新エネルギーの導入状況、3月に策定された「秋田市新エネルギービジョン」の概要と将来像、再生可能エネルギーの推進や産業振興に関連して市が行う各種事業（人材育成支援、企業誘致推進事業、再生可能エネルギー導入事業社支援事業、助成など）等についてお話いただきました。

 

同ビジョンは「秋田市の今後の10年を見据え、新エネルギー産業の振興による経済と環境の好循環を実現し、秋田市の持続的な経済成長につなげるための計画」であり、基本理念は「新エネルギー関連産業の集積づくりとクリーンエネルギーの地産地活の実現」です。

 

施策の1つに「水素、アンモニアなど次世代エネルギー産用の振興」を掲げ、その事業として「グリーン電力を活用した水素製造事業への支援」「アンモニアや合成燃料（e-fuel)の製造支援」「秋田港を中心とした次世代エネルギーサプライチェーンの構築」を挙げています。

 

画像出典／秋田市新エネルギービジョン「新エネルギービジョンの将来イメージ」
https://www.city.akita.lg.jp/jigyosha/1038525/1040978.html

 

これらは、われわれにとって活動の強力な後押しとなる施策です。
秋田市が目指す“国内外に誇れる新エネルギー産業都市づくり”に貢献できるよう、ANECの活動の必要性、使命を新たにした勉強会となりました。